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長野県の安倍晴明ゆかりの地 巡り旅

公開日:

長野県木曽町にある、安倍晴明にまつわる2か所を訪ねます。木曽福島の上の段にある「晴明社」と、国道361号沿いの畑の中に二基の五輪塔が立つ「清博士」です。社は晴明公を祀る上ノ段区の氏神、五輪塔は晴明公の墓と伝わり、人々が古くから「晴明様」と呼んで信仰してきました。ただし木曽町の案内板は、晴明公の終焉がこの地であるという確たる証拠はないと明記しています。町の中の社から、国道沿いの畑の五輪塔へ。2か所は約10.0km(車で約12分)離れていて、車で回る旅になります。

木曽町の2か所は、どちらも土地の人が晴明公に祈ってきた場所として伝わります。福島の上の段にある晴明社は、現地の案内板の転記によれば、安永五年(1776年)に大通寺の境内に建てられた社です。御神体は、上の段に泊まった山伏が「これをこの地の神にせよ」と言って置いていったと伝わる幣束で、明治五年(1872年)に水無神社の境内へ、平成十六年(2004年)に現在地へ遷されました。星詣は案内板の原物を確認していません。一方、新開の清博士には、晴明公の墓と伝わる二基の五輪塔があります。木曽町が設置した案内板(写真により判読)は、晴明公の終焉がこの地であるという確たる証拠はないと明記したうえで、古くから人々がこの塔を晴明様と呼んで信仰し、五穀豊穣や家内安穏を祈ってきたこと、地名も墓に由来して、晴墓士から明治七年(1874年)に清博士と改められたことを記します。晴明公が木曽に来た記録は、見つかっていません。晴明公の墓と伝わる地は、京都や福井にもあります。社は、長野県公式観光サイト Go NAGANO(信州ナビ)のまつり会館の紹介(情報提供:木曽おんたけ観光局)に、敷地内にあるものとして載っています。社の由緒の紹介は、公式に記載を確認できていません。五輪塔は、木曽おんたけ観光局の「木曽町日記」に紹介があります(所在地は「黒川地区」とのみ)。資料によって確認できる範囲が違うところは、並べて記しています。

秋の開田高原・九蔵峠から見る、雲をかぶった御嶽山。この旅の地点ではありません。
イメージ秋の開田高原・九蔵峠から見る、雲をかぶった御嶽山。この旅の地点ではありません。
秋の木曽路・奈良井宿の紅葉。この旅の地点ではありません。
イメージ秋の木曽路・奈良井宿の紅葉。この旅の地点ではありません。

この旅のあらまし

所要
約1時間50分(歩き約22分と、車の移動約28分を含む)。順路は、JR木曽福島駅 → 晴明社(歩いて往復)→ 清博士(車)→ 木曽福島駅
地点
2か所:晴明社(木曽町福島上ノ段。まつり会館の敷地内)、安倍晴明の墓〈清博士〉(木曽町新開上条)。2か所の間は、座標からの直線で約7.4km。清博士の二基の五輪塔について、案内板は晴明公の終焉がこの地であるという確たる証拠はないと明記している
駐車場
晴明社は、まつり会館に普通車14台の駐車場があると掲載(じゃらんnet)。参拝で使えるかは、公式に記載を確認できていない。清博士は、国道の向かい側に「清博士駐車帯」が地図に表示される(墓から約39m・徒歩約1分。地図の目安)。台数・料金・利用できる時間は未確認。この旅は、車に向く(バスの運行は、時刻表で確認)。駅の近くに車を停められる場所は、星詣は確認していない
回る日
晴明社の祭礼は、案内板の転記によれば旧暦8月15日(九月の十五夜の日)。2026年の実施は、公式に記載を確認できていない。まつり会館は、木曽谷とりっぷに8:30〜17:00・休館日なしと掲載(じゃらんnetと長野県観光機構は開館期間を4月~11月とし、じゃらんnetは12〜3月を冬期休業と掲載。冬期は要問い合わせ)。清博士は、見学できる時間が公式に記載を確認できていない
移動
JR木曽福島駅から。歩きの目安(地図):駅から晴明社へ約750m・徒歩約11分(戻りも約11分)。車の目安(地図):駅から清博士へ約11.2km・車で約14分(戻りも約14分)。晴明社の近くに車を停められる場合は、晴明社から清博士へ約10.0km・車で約12分(2026年10月14日の表示)。バス:令和7年10月の再編後の町営バス・きそバスの時刻表は、木曽町の公式サイトなどで案内されている。バス停「清博士」は地図に表示されるが、停まる路線は、星詣は確認できていない

この旅の歩き方

この旅は、駅の近くに車を置き、JR木曽福島駅から歩いて上の段の晴明社を参り(往復)、そのあと車で清博士へ向かって、駅へ戻る、短い巡り旅です。駅の近くに車を停められる場所は、星詣は確認していません。順路は、木曽福島駅、晴明社(歩いて往復)、清博士(車)、木曽福島駅です。駅から晴明社までは約750m・徒歩約11分(戻りも約11分)、駅から清博士までは約11.2km・車で約14分(戻りも約14分)です(いずれも地図の目安。2026年10月14日の表示で、交通状況で変わります)。参拝・見学を入れて約1時間50分(歩き約22分と、車の移動約28分を含む)です。駅を9:30に出た場合、晴明社に9:40ごろ、清博士に10:35ごろ着き、駅へ戻るのは11:20ごろの目安です。晴明社の近くに車を停められる場合は、晴明社から清博士まで約10.0km・車で約12分(地図の目安)です。この旅は車に向きます。車を使えない場合は、町営バス・きそバスの時刻表で、行き方をご確認ください。晴明社は、木曽町観光文化会館(まつり会館)の敷地内の屋外にあります。まつり会館は、木曽谷とりっぷ(木曽観光連盟)に「8:30〜17:00、休館日なし」と掲載されていますが、じゃらんnetと長野県観光機構は開館期間を「4月~11月」とし、じゃらんnetは12〜3月を冬期休業と掲載していて、記載が分かれます。冬期は、会館(0264-22-4172)または木曽おんたけ観光局(0264-25-6000)へお問い合わせください。まつり会館には、普通車14台の駐車場があると掲載されています(じゃらんnet)。晴明社の参拝で使えるかは、公式に記載を確認できていません。清博士は国道361号沿いで、国道の向かい側に「清博士駐車帯」が地図に表示されています(墓のピンから約39m・徒歩約1分。地図の目安)。台数・料金・利用できる時間は、公式に記載を確認できていません。公共交通は、令和7年10月に木曽地域の公共交通が再編され、町営バスの時刻表が木曽町の公式サイトで、「きそバス」の時刻表が木曽地域公共交通活性化協議会のサイトで案内されています。バス停「清博士」は地図に表示されています(墓のピンから約24m)が、停まる路線は、星詣は確認できていません。乗る前に、時刻表でご確認ください。食事は、晴明社から徒歩約4分(約300m。地図の目安)のくるまや本店が、木曽おんたけ観光局の「食べる」に掲載されています(11:00〜16:00・品切れ次第終了、水曜定休。営業時間・定休日は変わることがあります)。トイレは、公式の紹介を確認できていないので、あらかじめご用意ください。

地図で見る

マーカーを押すと地点ページへ。コースの線は、地点を順に結んだ目安(直線)です。晴明社から清博士までは、座標からの直線で約7.4kmです。道路では、駅から清博士まで約11.2km・車で約14分です。晴明社の近くに車を停められる場合は、晴明社から清博士まで約10.0km・車で約12分です(いずれも地図の目安)。

木曽町を訪ねる:上の段の晴明社から、清博士の五輪塔へ

約1時間50分(歩き約22分と、車の移動約28分を含む)

一町の氏神晴明社[9:40/30分]

旅の最初の地点は、JR木曽福島駅から約750m・徒歩約11分(地図の目安)の、上の段にある木曽町観光文化会館(まつり会館)の敷地内。晴明社は、晴明公を祀る上ノ段区の氏神と紹介されている。現地の案内板の転記によれば、安永五年(1776年)に大通寺の境内に建てられた。社殿は一間社流造で、正面に掲げられた「晴明霊神」の額は、第十一代木曽代官・山村良熈の筆と記される。明治五年(1872年)に水無神社の境内へ遷り、平成十六年(2004年)に、上ノ段区民の氏子によって現在地へ遷されたという。案内板の転記は、この年を晴明公の没後千年にあたると記す。御神体は、上の段に泊まった山伏が「これをこの地の神にせよ」と言って置いていったと伝わる幣束で、祭礼は旧暦八月十五日(九月の十五夜の日)と記される。星詣は案内板の原物を確認しておらず、2026年の祭礼の実施も確認できていない。

ここを見る

  • 社殿(一間社流造。正面に「晴明霊神」の額、と案内板の転記にある)
  • 社殿の彫刻(獅子・象鼻・波・龍・雲・松・竹、と案内板の転記にある)
  • まつり会館(開館 8:30〜17:00・休館日なしは木曽谷とりっぷの掲載。じゃらんnetは12〜3月を冬期休業と掲載)
  • 近くのくるまや本店(徒歩約4分。11:00〜16:00・品切れ次第終了、水曜定休。木曽おんたけ観光局に掲載)
夕暮れの木曽福島宿、上の段の用水。晴明社の写真ではありません。
イメージ夕暮れの木曽福島宿、上の段の用水。晴明社の写真ではありません。
灯りがともった、上の段の休憩小屋(夕暮れ)。晴明社の写真ではありません。
イメージ灯りがともった、上の段の休憩小屋(夕暮れ)。晴明社の写真ではありません。
中山道・福島宿の街並み。晴明社の写真ではありません。
イメージ中山道・福島宿の街並み。晴明社の写真ではありません。
木曽福島宿の坂道にある高札場。晴明社の写真ではありません。
イメージ木曽福島宿の坂道にある高札場。晴明社の写真ではありません。

見どころ|夕暮れの用水、灯りのともった小屋、福島宿の街並み、坂道の高札場。木曽福島宿の雰囲気を伝える写真です。晴明社の境内を写したものではありません。

時間
社は、まつり会館の敷地内の屋外。参拝できる時間は、公式に記載を確認できていません。まつり会館は、木曽谷とりっぷに8:30〜17:00・休館日なしと掲載(じゃらんnetと長野県観光機構は開館期間を4月~11月とし、12〜3月は冬期休業と掲載。冬期は0264-22-4172または観光局0264-25-6000へ)
料金
社への参拝の料金は、公式に記載を確認できていません。まつり会館の入館は無料と掲載されています(じゃらんnet)
アクセス
JR中央本線「木曽福島」駅から約750m・徒歩約11分(Google マップの目安。2026年10月14日の表示)

星詣は現地を確認していません。社は屋外にあり、参拝できる時間は、公式に記載を確認できていません。まつり会館の開館は、木曽谷とりっぷに8:30〜17:00・休館日なしと掲載されていますが、じゃらんnetと長野県観光機構は開館期間を4月~11月とし、じゃらんnetは12〜3月を冬期休業と掲載していて、記載が分かれます。冬期は、会館(0264-22-4172)または木曽おんたけ観光局(0264-25-6000)へお問い合わせください。まつり会館には普通車14台の駐車場があると掲載されています(じゃらんnet)。晴明社の参拝で使えるかは、公式に記載を確認できていません。トイレは、公式に記載を確認できていません

詳しい由緒と出典は /places/12/

次へ:晴明社から駅まで歩いて戻り(約750m・徒歩約11分)、車で清博士へ。駅から約11.2km・車で約14分(地図の目安)

ひと休み

くるまや本店(食事処)徒歩約4分

木曽町福島5367-2。晴明社(まつり会館)から徒歩約4分・約300m(地図の目安)。営業時間・定休日は変わることがあるので、行く前に店の案内でご確認ください

営業 11:00〜16:00(品切れ次第終了)/休 水曜

結畑の五輪塔安倍晴明の墓(清博士)[10:35/30分]

駅から約11.2km・車で約14分(地図の目安。晴明社の近くに車を停められる場合は、晴明社から約10.0km・車で約12分)、国道361号沿いの畑の中に、二基の五輪塔が並ぶ。墓は国道の西側にあり、向かい側(東側)に「清博士駐車帯」が地図に表示される。晴明公の墓と伝わり、地名の清博士もこの墓に由来する。木曽町が設置した案内板(写真により判読)は、晴明公の終焉がこの地であるという確たる証拠はないと明記したうえで、古くから人々が二基の五輪塔を「晴明様」と呼んで信仰し、五穀豊穣や家内安穏を祈ってきたと記す。この一帯は、墓があることから「晴墓士(せいばかせ)」と呼ばれ、明治七年(1874年)に「清博士」と改められた、とも記される。案内板は、母が白狐であったと語る「信太妻」の物語も紹介している。晴明公の石像は、正面から見ると小鳥の話し声を聞く姿、横から見ると白狐の姿と紹介されている(木曽おんたけ観光局)。晴明公が木曽に来た記録は、見つかっていない。

ここを見る

  • 二基の五輪塔(案内板は「晴明様」と呼んで信仰してきたと記す)
  • 晴明公の石像(正面は小鳥の話し声を聞く姿、横から見ると白狐の姿、と紹介されている)
  • 国道の向かい側の「清博士駐車帯」(地図の表示。墓から約39m・徒歩約1分。台数・料金は未確認)
開田高原西野の、ススキの一本道。清博士の五輪塔の写真ではありません。
イメージ開田高原西野の、ススキの一本道。清博士の五輪塔の写真ではありません。
秋の開田高原。清博士の五輪塔の写真ではありません。
イメージ秋の開田高原。清博士の五輪塔の写真ではありません。

見どころ|秋の開田高原の草原とススキの道。清博士の五輪塔や周りの様子を写したものではありません。

時間
見学できる時間は、公式に記載を確認できていません。通路以外には立ち入らず、静かに見学してください
料金
公式に記載を確認できていません
アクセス
バス停「清博士」が地図に表示されます(墓から約24m)が、通る路線・運行は、星詣は確認できていません。町の時刻表でご確認ください

星詣は現地を確認していません。通路以外には立ち入らず、静かに見学してください。国道361号沿いなので、道路の横断と車に注意してください。見学できる時間・トイレは、公式に記載を確認できていません。バス停「清博士」は地図に表示されますが、通る路線・運行は星詣は確認できていません

詳しい由緒と出典は /places/11/

次の旅へ

晴明公ゆかりの地は、ほかの地域にも残っています。生誕地の伝承は茨城県に、晴明公を祀る社の中心は京都にあります。ほかの地域のガイドは、地域から探すページにまとめています。

参拝の実用情報

地点時間料金アクセス駐車場
晴明社社は、まつり会館の敷地内の屋外。参拝できる時間は、公式に記載を確認できていません。まつり会館は、木曽谷とりっぷに8:30〜17:00・休館日なしと掲載(じゃらんnetと長野県観光機構は開館期間を4月~11月とし、12〜3月は冬期休業と掲載。冬期は0264-22-4172または観光局0264-25-6000へ)社への参拝の料金は、公式に記載を確認できていません。まつり会館の入館は無料と掲載されています(じゃらんnet)JR中央本線「木曽福島」駅から約750m・徒歩約11分(Google マップの目安。2026年10月14日の表示)まつり会館に普通車14台の駐車場があると掲載されていますが(じゃらんnet)、晴明社の参拝で使えるかは、公式に記載を確認できていません
安倍晴明の墓(清博士)見学できる時間は、公式に記載を確認できていません。通路以外には立ち入らず、静かに見学してください公式に記載を確認できていませんバス停「清博士」が地図に表示されます(墓から約24m)が、通る路線・運行は、星詣は確認できていません。町の時刻表でご確認ください国道の向かい側に「清博士駐車帯」が地図に表示されています(墓のピンから約39m・徒歩約1分。地図の目安)。Skima信州は、道路の反対側の休息所の駐車場と紹介しています。台数・料金・利用できる時間は、公式に記載を確認できていません

時間・料金は変更されることがあります。各地点ページの出典(公式サイト)でご確認ください。

クレジット・出典

調査・執筆:星詣編集部(土御門奉賛会)。木曽町・木曽おんたけ観光局・木曽谷とりっぷ(木曽観光連盟)などの公開資料、地図の目安に基づく。現地確認日:なし。晴明社の由緒は、現地案内板の文面の転記による。清博士の案内板は、写真により判読した内容による。星詣は、どちらの案内板の原物も確認していない。社と五輪塔について、木曽町の公式な紹介は確認できていない。まつり会館の開館時間は、資料によって記載が分かれる(木曽谷とりっぷ:8:30〜17:00・休館日なし、じゃらんnetと長野県観光機構:開館期間4月~11月)。

最終確認:2026-10-14

写真:PIXTA(作者:ライダー写真家はじめ(141233935)、ゆうた1127(126187841)、ホーリー(133651935)、sin(133978531)、ホーリー(142529775)、ホーリー(142508323)、KA10(141656611)、ホーリー(142508525))