愛知県
晴明塚
〒497-0035 愛知県海部郡蟹江町蟹江新町上之割27−8
蟹江町の晴明塚は、海部郡蟹江町蟹江新町上之割、地蔵寺の西の住宅地に柵で囲われて残る塚です。平安時代中期の陰陽師・安倍晴明公がこの地を訪れて火伏せの祈祷を行ったと伝わり、地中には晴明公が使ったほら貝や剣が埋められているとされます。蟹江新町の氏神・日吉神社の社紋が晴明神社と同じ五芒星であることも、この塚と晴明公の縁を今に伝えています。
由来と見どころ
蟹江町教育委員会の案内板は、平安時代中期の陰陽師である安倍晴明がこの地を訪れ火伏せの祈祷をしたといわれ、地中には晴明が使ったほら貝や剣が埋められているとされて、古くから地域の人々の信仰の対象となっていると記しています。蟹江町歴史民俗資料館の資料もこれを伝え、昔は小高い丘にイチジクの木がうっそうと茂っていたところだったこと、蟹江新町区の氏神である日吉神社の社紋が晴明神社と同じ五芒星であることを紹介しています。資料館の資料は晴明公を、平安時代の陰陽師で、出身は大阪とも奈良ともいわれ、母親が狐だったという説もあり、占いやお祓い、雨乞いなどの実績が高く評価された人物と解説しています。
木曽三川の河口に近い蟹江は、水と共に生きてきた町です。津波を鎮めた掛川、田の雑草を祓ったあま市、火事を防いだ蟹江と、東海の晴明塚はそれぞれ土地の暮らしの恐れに応える形で語られており、晴明公の名が村の守りとして根づいた様子がうかがえます。塚には「晴明塚」と刻んだ古い石碑が立ち、住宅街の一角にひっそりと佇んでいます。塚から徒歩数分の日吉神社では、五芒星の社紋をたずねてみてください。
アクセス
- 所在地
- 愛知県海部郡蟹江町蟹江新町上之割27-8
- 見学
- 自由(柵の外から)
- 電車
- JR関西本線「蟹江」駅・近鉄名古屋線「近鉄蟹江」駅から徒歩15〜20分(地図データからの目安)
- 車
- 東名阪自動車道「蟹江IC」から約5分。駐車場なし
住宅地の中の塚です。参拝の際は近隣への配慮をお願いします。
周辺の関連スポット
- 晴明塚(あま市新居屋)——晴明公が田の雑草に苦しむ農民のために祈祷したと伝わる塚。
- 葛ノ葉稲荷社(あま市篠田)——晴明公の母と語られる葛の葉を祀る和泉信太の稲荷を勧請したと伝わる社。
- 晴明塚(静岡県掛川市)——晴明公が津波除けの祈祷をしたと伝わる、遠州七不思議の塚。
よくある質問
- 蟹江町の晴明塚にはどのような伝承がありますか。
- 平安時代中期の陰陽師・安倍晴明公がこの地を訪れて火伏せの祈祷を行い、地中には使ったほら貝や剣が埋められていると、蟹江町教育委員会の案内板と蟹江町歴史民俗資料館の資料が伝えます。
- 日吉神社との関係は何ですか。
- 蟹江新町の氏神・日吉神社の社紋は、晴明神社と同じ五芒星です。資料館の資料が、この塚と晴明公の縁として紹介しています。塚から日吉神社までは徒歩数分です。
- どう行けばよいですか。
- JR関西本線「蟹江」駅または近鉄名古屋線「近鉄蟹江」駅から徒歩15〜20分(地図データからの目安)、車なら東名阪自動車道「蟹江IC」から約5分です。駐車場はなく、柵の外から見学します。
出典・参考
- 蟹江町歴史民俗資料館「歴史上の人物と蟹江の名所・文化遺産」(蟹江町公式サイト掲載PDF)(晴明塚の所在と伝承、日吉神社の五芒星の社紋、晴明公の解説)
- 現地案内板「晴明塚」(蟹江町教育委員会。火伏せの祈祷、ほら貝や剣の伝承)
社寺・関係者の方へ:掲載内容の訂正、写真のご提供、取材・掲載のご相談はお問い合わせからお願いいたします。
最終更新:2026年10月5日
- 伝承
- 火伏せの祈祷の地・ほら貝や剣を埋めたと伝わる(蟹江町教育委員会)
- 関連
- 蟹江新町の氏神・日吉神社の社紋は五芒星
- 見学
- 自由(柵の外から・駐車場なし)
- 所在地
- 〒497-0035 愛知県海部郡蟹江町蟹江新町上之割27−8
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